
『WebRTC』とは?
『WebRTC』とは、映像や音声をリアルタイムに素早く「Webブラウザ間で送受信する」ことができる通信技術です。
テレビ電話やWeb会議など相互通信を行うコミュニケーションツールは多く存在しますが、通常これらは双方の利用者が使用する端末に専用のアプリケーションをインストールしたり、プラグインの追加を行う必要があります。

一方『WebRTC』を活用したサービスは、ブラウザ間で直接データのやり取りをすることができるため、専用のアプリケーションをインストールする必要がありません。通信が軽いため音声遅延がほぼなく、容量が大きいデータでも素早く送受信できます。また、音声・映像はすべて暗号化しているためセキュリティ面でも安心です。
ブラウザされあれば繋がることができる手軽さと、OSやデバイスを選ばずに使える便利さから、近年この『WebRTC』を活用したサービスが増えています。
『WebRTC』でビジネス変革!
既存業務に『WebRTC』を活用したサービスをうまく取り入れることで、業務の効率化やコスト削減が見込めます。
リアルタイムコミュニケーションを実現する『WebRTC』の活用事例を紹介します。
参照:総務省「通信利用動向調査」
- テレワーク
近年、政財官が連携してテレワークの推進を行っています。また新型コロナウイルスの予防対策や、東京オリンピックの混雑緩和対策として、テレワークを導入する企業が増えています。『WebRTC』を活用すれば、自宅のパソコンからすぐに会社と繋がることができ初期設備も不要なため、スムーズにテレワークへ切り替えることが可能になります。
- 遠方との商談
遠方への出張は交通費や宿泊費のコストがかかる上に、移動時間もかかります。『WebRTC』ベースのオンライン会議サービスを利用すれば、普段使用しているパソコンからお互いアクセスするだけです。提案資料やデータもWeb上で共有することができるため、訪問時と変わらない商談が可能になりコスト削減にも繋がります。
- オンライン面談
オンライン面談を導入すると、地域在住者や海外在住者など、選考のために何度も来社できない応募者も気軽に応募できるようになります。また優秀な人材と出会うきっかけも増え、事務的な手間も省略できるため、企業にとっても応募者にとってもプラスに作用します。
- 顧客サポート
電話では細かい説明が伝わりづらい、メールは何度もやり取りを繰り返してしまう、とお問い合わせの対応に困ったことはないでしょうか。『WebRTC』を活用すればブラウザを立ち上げるだけですぐに顧客と繋がることができ、さらに画像や資料を共有しながら双方向かつ視覚的なサポートを実現することができます。

新サービス創出で企業力アップへ!
新たなビジネスアイデアの実現とサービス拡大の促進に向けて『WebRTC』を活用してみてはいかがでしょうか。

旅行者と繋がる「観光案内所」
- 旅行客は今いる場所をスマホに映して目的地までの行き方を尋ねることができる
- 地元の通訳ガイドが、自宅にいながら観光案内・通訳ができる
バスツアーに「タブレット乗務員」
- 後方の席にいても手元のタブレットであれば気軽に話しかけることができる
- 店舗にいるガイドが画面ごしに通訳や観光案内をすることができる
旅行代理店で「リモート接客」
- フルタイム出勤できないスタッフも自宅から案内(仕事)ができるようになる
- 受付スタッフの人数不足の解消・お客様の待ち時間軽減に繋がる
Web上で話せる「旅行相談窓口」
- お客様は店舗へ行かずに直接ブラウザ越しに対面で相談できるようになる
- 普段Webから予約・相談していた客層を新規で取り込める可能性が高まる
『WebRTC』を活用したサービスの可能性は無限大
上記はほんの一部ですが『WebRTC』は様々なシーンで活用できます。
アイディア次第で、更なる付加価値をつけた製品・サービスの創出や、業務の円滑化に繋げることができるでしょう。
『WebRTC』を活用してみませんか?

弊社ではこの『WebRTC』を活用したオンライン会議サービスを提供しています。
・ブラウザさえあれば、どこでも繋がる
・アカウント不要で会議に参加可能
・メール招待ならURLをクリックするだけ
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会議だけでなく、テレワーク・商談・顧客サポートなど使い方は自由自在!
これを機にぜひご検討くださいませ。