渡航者の安全管理はできていますか?
旅行会社にとって、お客様へ安心・安全な旅を提供することは重要な役割のひとつです。
特に海外出張・海外赴任といった業務渡航の場合、日本から距離が離れているため、緊急事態の際にタイムリーな状況把握が困難なケースも少なくありません。出張者の所在地を把握できなかった場合、安否確認までに時間がかかり危険な状況に晒してしまう可能性もあります。下記は新型コロナウイルス感染拡大前に日本CFO協会によって実施された調査結果です。
危機管理の必要性
出張者の危機管理の必要性は、全体で「強く感じる」と「感じる」を合わせると、88%であった(図21)。
しかし、大多数が必要性を感じている中で、出張者の渡航・滞在先情報を正確に把握しているかどうかを聞いてみると、「ほとんど把握していない」と「把握が不十分」を合わせると、約3割が十分に把握していない実態が見えてくる(図23)。
引用:日本CFO協会
災害・テロ発生時の対策状況
実際にテロや災害が発生した時に、「現地出張者リスト」を作成するのに、即座に対応できると回答したのはわずか28%にとどまった。
また、半日以上かかる企業が約25%、すなわち4分の1の企業が、すぐにリストアップできない状況だと言える(図25)。
さらに、安否確認体制となると一層心許ない状況で、即座に確認できると回答したのはわずか23%、半日以上かかる企業が約34%となっている(図26)。
引用:日本CFO協会
各社、危機管理の必要性は感じつつもコスト面の課題もあり、万全な体制は築けていない状況がうかがえます。
安心・安全な旅を提供するためにリスクマネジメントは欠かせない課題と言えそうです。
滞在地把握!渡航者の安全を管理する「危機管理システム」のご紹介
弊社の旅行業基幹システム「Travel WINS Next」には、オプション機能として「危機管理システム」がございます。
渡航者の所在地をいつでも確認できる「危機管理システム」の機能を以下にご紹介させていただきます。
特徴
- ブラウザ提供なので24時間365日どこからでも渡航者の所在地を把握できます!
- 旅行会社様だけでなく取引先法人様も出張者の状況が確認できます!
- 対象地域の渡航者に対してメールによる安否確認が可能です!
- 対象地域の渡航者をデータ抽出する事が可能です!
- 所在地が地図上にプロットされるため、位置関係の把握がスムーズに行えます!
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」と連携も可能
旅行業基幹システムとして初めて、外務省が提供する海外安全情報配信サービス「たびレジ」への連携を実現しました。
たびレジとは?
外務省が運営している、メール配信サービスになります。
出発前から事件、災害、交通機関のストライキなどの情報がリアルタイムで届くので、旅の予定が立てやすくなります。
また、大規模な事件・事故、テロ、自然災害等緊急事態が発生した場合、被害の状況によっては、現地の大使館・総領事館から、緊急連絡のメールが届き、安否の確認や必要な支援などを受けることができます。
引用:外務省
システム連携イメージ
「危機管理システム」では、渡航者の旅程情報を元に渡航者の現在位置を確認します。
さらに取り込んだ旅程情報を「たびレジ」へ自動送信することで、外務省から渡航者へ有益な情報が配信されます。
導入事例
『出張者の所在確認、連絡を迅速に行いたい。』そんな旅行会社様、および取引先法人様のご要望を叶える本システムは多くの旅行会社様からご好評をいただいております。実際に導入いただいた企業様の事例を掲載しておりますので是非ご覧ください。
参考記事: コベルコビジネスパートナーズ株式会社様 Travel WINS Next導入事例
お気軽にご相談ください
弊社製品「Travel WINS Next」には「危機管理システム」以外にも豊富なオプション機能がございます。
ご興味のある方は是非、お気軽にお問い合わせください。
問合せ先:ネクストヴィジョントラベル事業部(営業部)
電話 :03-5405-2601
メール :sales@next-v.com