働き方改革とテレワーク
昨今、働き方改革の一環として、職場の外での勤務が可能となる「テレワーク」の普及が求められています。
テレワークを実現することで多様な働き方が可能となる一方、社内で仕事を行う場合よりも情報漏洩等のリスクが高まることから、適切な情報セキュリティ対策も必要となります。
今回は、テレワーク環境の一つとして有力視されているIT基盤「VDI Virtual Desktop Infrastructure」についてご紹介します。
テレワークのメリット
テレワークには今までの働き方にはなかったメリットがあります。
- 通勤時間の縮小
電車通勤の皆様は朝夕の満員電車、マイカー通勤の方はラッシュ時の渋滞に悩まされているかと思います。テレワークが実現できれば、通勤時間のストレスから解放されます。
- 育児や介護と仕事の両立
自宅やコワーキングスペースで仕事ができれば、たとえば託児施設のある場所で子供を預けてお仕事をしたり、自宅で介護の合間にお仕事をするといった、柔軟な働き方も可能になります。
- その他
「生産性の向上」「企業イメージアップ」など期待されている効果はさまざまです。
たとえば旅行会社様の場合・・・
コールセンター業務をテレワーク化して、子育て中のスタッフや引退したベテランスタッフにワークシェアリングで業務に参加してもらうことで、業務負荷に合わせた流動的な雇用を確保するなど企業側にも働く側にも大きなメリットがあります。
厳しいルール決めだけでは・・・
朝夕の通勤ストレスから解放され、家事や育児、介護などとの両立も容易になるテレワークですが、社外で機密情報や個人情報に触れる機会が増えるのもまた事実です。
適切な情報セキュリティ対策も必要となりますが、一方で、PC持ち出しやネットワーク接続方法などにあまりに厳しい制限をつけすぎると、利用する側の利便性が失われてしまいます。
現実にそぐわない厳しいルールつくりをしては、個人で利用できるファイル共有サービスやクラウドサービスなどを隠れて使用してしまい、かえって情報漏洩リスクが増えてしまうといういわゆる「シャドーIT」問題を引き起こす可能性もあります。
仮想デスクトップ基盤(VDI=Virtual Desktop Infrastructure)」
そんな課題をクリアする一つの方法として、仮想デスクトップ基盤の構築をおススメいたします!
VDIとは「Virtual Desktop Infrastructure」の略で、「仮想デスクトップ環境」のことです。
クライアント端末を操作すると、その情報がサーバ上の仮想デスクトップに送られ、結果がクライアント端末のモニターに映し出される、という仕組みです。
ユーザーは通常のパソコンを使っているのと何ら変わらない感覚で端末を使用できるうえに、クライアント端末には情報が残らないため、情報漏洩対策に最適な環境です。
VDI構築は高額で運用も大変で手が出せない・・・?
その悩み、ネクストヴィジョントラベル事業部にご相談ください!
この度ネクストヴィジョントラベル事業部では、クラウドVDI(DaaS)構築サービスを開始いたしました。TravelWINS基幹システムをAWS上に構築、運用してきたネクストヴィジョントラベル事業部だからこそできるクラウドVDIをご提案いたします。
VDI環境のオンプレミス構築はネットワークとサーバー機器の準備、VDIソフトの購入と莫大な初期費用がかかるうえに、1度構築すると規模の拡大や縮小は容易ではありません。まして、途中でやめてしまうと初期投資が水の泡になることも。
NVCが提案するVDI構築サービスは、AWSが提供しているサーバーレスVDIサービス「AWS WorkSpaces」を利用します。
費用は使った分だけ月々お支払いいただく「月額サービス」となりますので、オンプレミス構築とは異なり「使いたいときに使いたい分だけ」VDI環境を用意することができる、クラウドならではのフレキシブルな運用が可能です。
また、クラウド上のVDI環境と自社オンプレミス環境をVPN接続することで、社内ファイルサーバの参照、会社のメールアドレスでのメール送受信だけでなく自社ActiveDirectoryサーバとドメイン情報をシームレスに連携させてOSログインの一括管理も可能です。
まずは御見積を!
最小構成であれば10万円以下でのスタートも可能です!
もちろんNW構成や使用するVDI端末スペックによって、利用料金は変動いたしますので、まずはご希望の構成での御見積をさせて頂ければ幸いです。